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がま口店長*うるワクinfo

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2016年、いろんなことが始動しました。
今年もどうかよろしくお願いいたします。

いままでかつて味わったことのない寂しさで年末年始を終えました。
よりによって今年の正月は春のような陽気。それがよけいに空虚感を増長しました。


人はなかなか生きている間に、家族と大切な話をするということがとても難しいということがわかりました。
この世で一緒に居れる時間がせまっていたとしても、
覚悟のない覚悟が邪魔をします。
いずれその時が来ると覚悟しているつもりでも、実は
信じたくない。
認めたくない。
もしかしたらキセキが起こるかも・・・。
なんていう気持ちから、しておかなくてはいけない大切な会話を遠ざけてしまいます。
だからこれまで母とそれはたくさんの色んな話をしてきたけれど、
いよいよ具合が悪くなってきたと感じる時に、
心からのこれまでの感謝や、あのときこのときの聞きたかったこと、
してあげられなかったことへの懺悔など、
本当にしなければならない話をしないまま、できないまま、
あっという間に母は天国に旅立ってしまいました。

精神が少し変になりそうな時に、自分で心のケアを求めて、後輩から「グリーフケア」というのを聞き、
それを検索しているうちに『永遠の別れ』 ーエリザベス・キューブラー・ロスー  という本に出会いました。
そこには「悲しみを味わい尽くすこと」とありました。
亡くなった人への懺悔、後悔は誰であってもどんなに尽くしたとしても尽きない。
だから悲しみをこらえ泣くのをこらえるよりも、思い切り泣いて泣いて、懺悔して、し尽すことが
立ち直れる手段であり、亡くなった人への弔いにもなると。

いつまでも泣いていてはいい大人が恥ずかしい、と、無理矢理な笑顔を作ろうとしてましたが
この本を読んで少し楽になりました。ほんの少しですけど。

でもやっぱり、生きているうちに大切と思う人と、大事な話をしなければならないのは
切なすぎて、悲しすぎて、出来ることではないなあ。


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『永遠の別れ』  ーエリザベス・キューブラー・ロスー
人生最大の旅である死は、多くの場合、計画もなしに突然やってくる。心の準備もなしに愛する人と別れなければならない。だからこそ、悲しむことに時間をかけなければ、悲しみから回復し、再び未来へと向かう時間を手にすることはできない。悲嘆のなかにこそ、生に向かって回復する力がある、最悪の状況の中でも、人間は希望の糸をつむぐ力をもっている、とこの本は語りかける。
愛する人との別れを経験すれば、生きることがむなしく、無意味になるかもしれない。しかし、悲嘆に直面して悲嘆をごまかすことなく生きるとき、そこに宿る治癒の力が、人生を無意味から意味へと変容させる。そういう静かで熱いメッセージがこの本にはこめられている。(読者レビューより)
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